問題意識の差異について
政治問題に首を突っ込む人が心得なければならない事は、「多数の人達にとって、自分が気にする問題なぞ対して興味など持ってない」という前向きな諦観である。
— ちくわぶ雑人(・´з`・) (@Kirokuro) 2014, 5月 11
Twitterやブログなどで良く「◯◯の問題に感心を抱かない一般大衆は愚かである!」的な青臭い衆愚思想を垂れ流す手合いを見かけるが、人間なんて基本的に自分や周囲に関する事にしか関心を抱かない。
消費税増税にしたって、金に不自由しない人間にとっちゃ大した事の無い問題だし、福島の放射能がらみの問題にしたって、福島県外の人間にとっちゃ福島が復興しようがしまいがどうでも良い事であるし、放射能の恐怖を煽って脱原発を実現したい連中にとっては、福島の復興などしてもらわないほうが好都合。
別に自分は、こういう状況を殊更嘆こうとは思わない。
人間なんてそんなものと、諦観しつつも「もしかしたら…」と一縷の望みに期待をかけるだけである。