危機管理の限界

福島第一原発事故が起き、政府や東電はしきりに「想定外」を口にし、世論から危機管理の杜撰さを避難されることになった。

で、今日は危機管理について論じてみようと思う。

まず政府関係者や東電社員が盛んに口にする「想定外」であるが、事故や災害に置いて想定外の事態が起こるのは当たり前のことなのである。
いくら政府や東電がシミュレーションを行い様々な事態を想定したとしても、想定をはるかに超える事態が起こる可能性は決して消えはしない。

そもそも人類が自然を完全に制御出来るなどと思うのは人類の傲慢以外の何者でもない。
我々現代人は、人智を超えた自然の力に対する畏怖を忘れてしまったようだ。