脱原発運動へのアドバイス

最近、地方でも脱原発運動が盛んになってきた。
運動すること自体を非難するつもりはないけど、傍目から見て「もっとうまくやればいいのに」と思うことがあるのは事実。
そこで、誰に頼まれたわけじゃないが2・3アドバイスを。

  1. イシューをあくまで「脱原発」に絞り込む。「倒閣運動」やら「労働運動」やら「沖縄米軍基地問題」やらを盛り込まない。イデオロギー色が強くなるとノンポリの人らは参加しにくくなる。
  2. 東京電力経済産業省を憎む気持ちは分からなくはないが、いたずらに避難罵倒するのではなく、脱原発に向けて彼らとも対話しようとする姿勢を持つこと。
  3. もう少し被災地に配慮してほしい。反原発脱原発派の中にはあまりに被災地への配慮を欠く発言をする者が多い。地元民を敵に回すことになりかねない。

こんなもんか。
もう一度書くけど、運動自体を非難する気はない。やるならもっと巧くやりましょうという話。
湯浅誠さんの「年越し派遣村」を参考にすると良いかも知れない。